コンセプト

1.自分の力で考える習慣を
「勉強の仕方がわからない」最近の高校生からよく聞く言葉です。普段の学習・テスト対策・受験勉強全てを塾に頼ってきたため、高校入学後どうしていいかわからなくなるのです。学びやむげんでは、中学生の各学年で週に一度の集団授業はありますが、基本的には「自学」を柱に学習を進めていきます。まず、その日に自分が行う学習の予定をシートに書き、講師のチェックを受けます。
生徒はその予定に従って、自分で問題を読み・解き・答えあわせをしていきます。その過程の中で疑問点などがあれば、もちろん講師に質問をするわけですが、講師の方から先回りして教えるようなことはしません。(間違った学習方法を取っている場合などは、こちらから声をかけることはあります)「知りたい・理解したい」という欲求が出て来なければ、解説や説明を吸収することはできません。
ただ目の前にある問題が解ければいいというのではなく、それぞれの問題の本質を理解してもらう。そして、その先にある新たな問題に立ち向かってもらう。そのための知見を提供することを講師一同心がけております。


2.自分で勉強するなら家でもできる?
上記のようなスタイルで運営しておりますが、「それなら塾でなくても家でもできるのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、ほんのわずかな例を除き、子どもたちにとって家で長時間集中して勉強することは非常に困難です。大人の私たちですら、家に仕事を持ち帰ってはかどるかと言われると…。本来、家はくつろぐ場所です。テレビ・携帯電話・ゲーム・パソコン・マンガ。私たちが子どもだった時と比べ、今の子どもたちは勉強の妨げになるものに数多く囲まれています。これまでにも、子どもたちから「家だと集中して勉強できない」「毎日塾に来たい」という声を幾度となく聞いてきました。集中できる環境があれば子どもたちはしっかり勉強します。そのためにこういったスタイルの塾は存在するのです。


3.それぞれの生徒の利用方法にあった学習空間を
授業のみの教室ではどうしても演習が不足しがちで、それを補うために宿題が多く出されます。個別指導だと、1対1または1対少数できめ細かい指導が期待されますが、時間が増えれば増えるほどかかる費用が大きくなっていきます。学びやむげんでは、火曜日から日曜日まで、教室開放されている時間であれば入退出自由で何時間でも教室にいることができます。教室の利用料にも上限があるので、安心して利用することができます。また、限られた日にしか教室に来れない生徒のために、授業料を一定にするのではなく、利用時間に応じて料金が変動する仕組みを取っています。集団授業以外は固定の通塾日もありませんので、自分の予定に合わせて塾を利用できます。

 

4.万人にあう塾はありません、だからこそ一度授業を体験することを勧めます
医者がそれぞれ専門分野を持つように、塾も表には出さないだけで「どういった生徒の学力を上げるのが得意か」がそれぞれあります。私は、中学生だと「定期テストで300点以上取れている生徒を400点以上に、400点以上取れている生徒を450点以上に」といった指導は得意ですが、「定期テストで200点以下の生徒に1から教えこむ指導」は正直得意ではありません。また、私1人(アルバイトの大学生がいる時間帯もありますが)で大勢を指導しているため、どうしても目の行き届かない部分が出てきます。生徒は手を抜こうと思えばいくらでも抜くことができるでしょう。そのため、勉強に対して前向きになれない、自分の現状に危機感が持てないといったお子さんだと「ただ座って時間がたつのを待つ」ことが多くなり「塾にいるだけで勉強した気分」になります。はっきり言って通わせるだけ時間とお金の無駄です。この教室のやり方に合う生徒、合わない生徒は当然います。ですから、必ず入塾面談を行い、体験授業(1週間)を経て、お互いに「この教室なら(この生徒なら)大丈夫」と確信を持ってから、入塾していただきたいと思います